風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第196段

40日間 日本滞在(その4)

 ビジネスホテルの2泊が終わった。

 昨日、予約しておいたタクシーが予約時間前にビジネスホテルに来ていた。

 予約は、朝9の時半であった。

 スーツケースを積み、共和のL社の支店にワンルームマンションの鍵を取りに行く。

 支店で鍵を受け取り、いざ東浦へ・・・。

 昨日、アパートのある場所を確認していたので、運転手への行き先の説明は、無理がなく伝達できた。

 10時50分、アパートに到着。

 運転手にお礼をいい、アパートの前に伯と私と3個のスーツケースだけとなった。

 アパートの部屋番は202号室、2階であった。

 錠をあけ、スーツケースを1つずつ、伯と2人でゆっくりと壁や床に傷をつけないように注意して2階まで運んだ。

 綺麗な部屋であった。

 スーツケースを開き、それぞれの荷物を区分けし、生活できるようにした。

 私のコンピューターは、すぐにインターネットに接続できた。

 メールを開くと、友からのメールが入っていた。

 日本に着いたら、連絡せよとのメッセージであった。

 すぐさま、返信した。

 

 片付けが終わり、昼時になったので、今日もまた「釜揚げうどん」を食べに出かけた。

 伯は、「丸亀製麺の釜揚げうどん」が好きである。

 食事を終えてぶらぶらと「東浦イオン」まで歩いた。

 歩いたといっても、丸亀からイオンまでは、5分くらいで行ける。

 食糧を調達するための移動であった。

 伯が食料を買い揃え、用意していたリュックサックに詰め、食料は、私の背中におさまった。

 ブラブラと、懐かしい東浦の街を歩き、アパートに戻った。

 さあ、日本に戻って初めての手料理を、伯は料理してくれた。

 日本の味であった。

 普通の鍋しか持ってきていなかったが、「すき焼」作りに仕立ててくれた。

 醤油、砂糖、酒だけの調味料であった。

 イオンで食糧を揃える時に食料と一緒に買った「焼酎」を飲みながら食べることが出来た。

 「焼酎」の味も1年4ヶ月ぶりのこれまた懐かしい味であった。

 食事をしながら、「1日中アパートで横になり、テレビを見ることは、よそう。

 せっかくの日本であるから、アパートの外に出よう。」と話しあった。

 生活拠点に到着し、食事の後、早々の就寝と相なった。

 美味しかった「焼酎」のお陰であろう・・・。

 

     やっと着く 一部屋塒 初食事

           焼酎の味 はらわたビックリ 

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