風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第182段

七夕に向けての出店準備(後半戦)

 さて、七夕の準備に向けて、鯛焼の準備をする。

 鯛焼以外の弁当などは、ミユキとお母さんに任せてある。

 7月17日、木曜日。

 鯛焼は、まず、あんこから作ることにした。

 個数は、300個。

 これは、2日間での販売予定の個数であった。

 伯が生地を作り、私が焼き方に回った。

 伯が午前中に美容師養成学校に出かけ、帰宅したのが13時半で、15時頃から焼き始めたので、焼き終わったのが、20時を回ってしまった。

 鯛焼が熱いうちには、販売容器(発泡スチロール製)には入れることが出来ない。

 私が、夜中の2時に起きて容器に入れることにした。

 問題なく、容器詰めまで、完了した。

 7月18日、金曜日。

 カスタードクリームの鯛焼を350個作った。

 300個の予定であったが、カスタードクリームを少し沢山作り過ぎたので、50個余分に作ることにした。

 あんこ同様に、順調に作業が終わり、容器入れも20時には終了した。

 七夕祭りに参加が決まった2ヶ月前には、鯛焼の個数は、1日600個の2日で1,200個と計算していた。

これは、リベルダージのブンカマツリでの販売実績からの、生産目標であった。

が、弁当などを販売することで、ミユキやお母さんに参加してもらうことになり、車の積載量や、販売場所の広さから、2日で、600個に変更した。

 そして、ピリカラ漬は、10キロを35個の容器に分けた。

 

 昨年は、早々と完売し、隣のおばさんに「もっと、沢山持って来なくては・・・。」と言われたことを思い出す。

 今年は、販売する種類を増やしたが、はたして、どんな販売になるのであろうか・・・。

 昨年の七夕祭りに、青空いっぱいに、勢いよく泳いでいた「鯉のぼり」のように、ブラジルの空を650匹の我が鯛焼が、元気よく泳ぎきることができることを祈って、愛情込めて焼いた。

        鯛焼も ピリカラ漬けも 初めての

             七夕祭り 完売目指す

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