風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第174段

立ち直れ、日本

 ブラジルはカメルーン戦にも順当に勝った。

 ブラジルが戦う日は、国中、仕事が手に着かないようだ。

 伯が毎週月曜日に開いている絵画教室も休みになった。

 ブラジル中のテレビ君はきっと、忙しくてしかたがないと思う。

 そして、ブラジル戦が始まる時には、花火が打ち上げられる。

 花火といっても、空いっぱいに広がる花火ではない。

 音だけが聞こえる。

 ブラジルがゴールを決めると、そこでも、ドカーンと一発、ぶっぱなす。

 勝利が決まると、またまた、威勢の良い音が聞こえる。

 1戦、2戦の時は、マチダ家がある丘陵地の天辺付近で、花火の音がしていた。

 3戦目の昨日は、あちらこちらで勢いのある音がしていた。

 きっと、ブラジル中で花火の音が響いていたことであろう。

 優勝したら、どんなになるか、楽しみである。

 日本戦・・・・・・・・・・・・・。

 なんじゃらホイ。

 今日の朝のインターネットの幾つかのコメントで、選手の気持が書かれ、「おつかれさん。」と言える。

 ただ、1つ、「なんじゃこれ」なるコメントがあった。

 私だけが感じたのかなあ・・・。

 「相手が、大きいから・・・。」

 「監督の采配が・・・。」

 

 なんですか・・・「相手が、大きいから・・・。」

 「だったら、少年サッカーの試合へ行けばよい・・・。」

 なんですって「監督の差配が・・・。」

 「貴方のところに、パスが行き、点が取れる決定的な場面が3度ほど・・・。

 あれを、貴方がゴールしていたなら・・・。ギリシャ戦でも同じだったよ。」

 敗戦の弁、相手の体格、監督への批判。

 そんなことを言っているから負けたんだ。

 監督への信頼、選手同士の信頼度。

 この選手の言葉の裏には、お互いを信頼し、プレーをする姿勢がなかった事を物語っている。

 あれば、こんな発言はないはずだ。

 3戦全勝だったはず。

 

 2年後のブラジルオリンピックには、「日本 優勝」。

 一丸となって・・・。

       丘陵地 勢いづいた 花火音

            勝利を祝う ブラジルの空

 

※ 私だけだろうか?

フッチボールも黒人がうまくなってきていると思う。

黒人の運動能力の高さがここでも、出て来ている。

ゆくは、黒人がフッチボールをも席巻してしまうのかなあ。

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