風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第149段

3月が終わる

 今日で3月が終わる。

 久々に、午後から雨であった。

 雷を伴っているが、さほど大きな音ではない。

 風は、樹々をゆったりと振幅させるだけの優しい風であった。

 近頃は、草取りをしている時や、2階のベランダから庭を眺めていても、何処に秋が来ているのか、庭の様子は、夏と変わりない。

 きっと、伸びきった雑草の陰に「小さな秋」が隠れているのだろう。

 幾つかの種類の雑草が、種を付け始めている。

 今、どうしようもない状態の場所が出来てしまった。

 種は庭に落ち、来年には新芽がでてくるのは、わかっている。

 作戦を変えなくては、夏を乗り切ることはできないと感じている。

 しかし、あせるな。

 猛暑は、終わった。

 雑草は、これ以上に伸びることはないと思う。

 黒玉や、黒玉インベーダーの撲滅の成果は出てきている。

 グラルーリョスの秋は、私にとって、どんな秋になるなかなあ・・・。

 友のメールで、故郷日本の名古屋で、もう、花見酒を酌み交わしたとのこと。

 日本は、例年になく寒いとインターネットが教えてくれていたのに・・・。

 羨ましく思うゾ!

 

       夏草の 生い茂りたる 我が庭の

             何処に潜むや 小さい秋が

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