風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第139段

鯛焼 その後

 鯛焼の材料、焼き具合をトライしてきた。

 中に入れるのは、カスタード、チョコレート、こしあんの3種類と決めた。

 生地は、スポンジケーキ風でフワフワしている。

 焼き具合も時間計測し、1回の焼き時間を設定した。

 日本で受けた講習の時の鯛焼とは、食感が違う。

 先ずはこれで販売である。

 これが、「ブラジル風鯛焼」として定着させることができるかどうか・・。

 今後、味が変化していってもよい。

 見た人が「おっ! 鯛焼。」と言ってくれるようにしたい。

 

 2月末と3月初めに誕生日会が開かれた。

 鯛焼を試食してもらった。

 「おいしい」「うまい」との感想で、手ごたえはあった。

 試食であるから、このような感想と思う。

 ただ、他にもよく似た味の食べ物があるとの言葉も貰った。

 

 さて、販売であるが、リベルダージ進出のための情報を売るために、リベルダージにある「東洋館」という、リベルダージを取り締まっている部署に、状況を聞くために、伯と2人で出掛けた。

 露店の管轄は、市役所がしていると教えてもらった。

 市役所に出向いたが、「市役所では募集をしていないし、拡張することもない。」とのこと。

 露天商が個別に露店を開く権利を売買しているのか、胴元がいるのかもよく判らない説明であった。

 あったとしても、多額の権利金が必要と思われる。

 出店出来るとの情報は、今のところない。

 諦めずに待つしかない。

 また、リベルダージの食品店に委託販売とも考えたが、コストや鯛焼の日持ちから、無理と結論を出した。

 いまは、昨年7月の七夕の時の露店のように、イベントのなかで販売しようと土曜日や、日曜日に開かれる露店を捜しながら、権利を取得していくことにした。

 そして、3月15日、16日に開かれる「BAZAR  BENEFICENTE」に出店の権利を取得できた。

 また、その次の日曜日にもリベルダージの日系文化協会主催のバザールが開かれるので、この出店権利も取得しようと、申請中である。

 

 この文化協会へ出店の申請をした時に判ったことがあった。

 私より先に、ブラジルに鯛焼を持ち込んでいた人がいたようだ。

 私が最初に持ち込んだと思っていたが、残念ながら、そうではなかったようだ。

 バザールの当日、私より先に持ち込まれた鯛焼を買って食べてみようと思っている。

 負けては、いられないゾ!

 

      鯛焼の 試食会での 好感を

            露店にまでも 続きますよう

    

 ※自動車運転免許は、2月21日頃に発行される予定であったが、自動車学校からは、発行されたとの電話はまだない。

  「カーニバル」が終わったのだから、もう連絡が来てもよさそうなんだが・・・。

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