風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第138段

二月が終わる

 「雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ・・・」

 グラルーリョスでは、雪はないが、宮沢賢治の住んだ東北より夏は、格段と暑い。

 ブラジルの暑い夏に負けないで、過ごせたのだ。

 良く、頑張った。

 

 2月16日にブラジルでは、時間を1時間遅らせ、夏時間が終わった。

 15日に降った雨で、猛暑が終わった。

 2月の後半は、雨が多かったが、断続的な雨であった。

 猛暑の間、昼からの草取りを止めていたが、その後は断続的な雨で、庭の湿り具合がよく、草取りは捗った。

 夏草の早い成長と、猛暑での昼からの草取り中止で、雑草が大きくなってしまった部分がある。

 草取りの夏場所は、負け越しであった。

 しかし、爺さんには、よく頑張ったから、負け越しでも「敢闘賞」をやっておこう。

 明日から3月、ブラジルの人達が待ちに待った「カーニバル」である。

 リオ デ ジャネイロ、サン パウロでおなじみのサンバのルズムに合わせての行進である。

 4日間続き、市役所、銀行等は休みになる。

 沢山の会社も休みとなる。

 キヨカズは、サンパウロのカーニバルを見物に行くようだが、マチダ家は行かないようだ。

 「テレビで見るよ。」だって。

 爺さん、ほんとは、眼の前で見たいのです。

 と っ て も 残 念 !

 

 そして、カーニバルの終わりと共に、ブラジルの夏も終わりになっていくようだ。

         降る雨は 夏の終りの 贈り物

            猛暑はいずこへ 草取り励む

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