風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第132段

年金

 日本年金機構から「現況届」を提出するようにとのことで、「現況届」の葉書と、「在留証明願」のA4判の書類が1枚届いた。

 「現況届」は、日本にいる時でも、1年に1回、自分の誕生月に郵送されてきていたので、送り返していた。

 皆さんも、御存じのとおりである。

「在留証明願」は、現在、生活している住所を「日本領事館」に行き、証明してもらうのである。

 ブラジルに移住してすぐに、日本領事館には、私は今後ここに住みますと、マチダ家の住所を登録しておいた。

 ブラジルでは、「住民票」はない。

 居住している住所を証明するためには、最も近い時期に発行された、電気料金の領収書、水道料金の領収書を居住地の証明書として使っている。

 運転免許証の時の住所の登録も、同じように証明した。

 領収書の氏名は、お父さんになっているが、別段に、私の名前がなくても、証明されるようである。

 「在留証明願」に領事館の証印を貰い、「現況届」と一緒に、日本でいう書留扱いで郵送した。

 2月中に日本年金機構に届けばよい。

 年金を有難く思っている。

 さて、ブラジルでの年金の受取は、先ず、日本からは、ドルでブラジルに入金される。

 それを、ブラジル内部で、ヘアウの交換されている。

 二重に外貨両替手数料を払うことになる。

 この歳になると、両替手数料がいくらであるか、あまり興味が無くなっている。

 私だけかもしれない。

 とにかく、日本から無事に入金があれば、それで良いと思っている。

 そんなことではあるが、為替レートは気になる。

 ブラジルに来た当時は、円をドルに、そしてドルをヘアウにと計算していたが、円対ヘアウで充分であることが判った。

 今は、私がブラジルに来た頃よりも、ヘアウに関しては、円高である。

 ヘアウ42~44円くらいで推移している。

 ブラジルは、物価が上昇している。

 インフレである。

 まだ日本より、食品は安いが、少しずつ高くなっている。

 「ワールドカップ」、「オリンピック」のせいか、物価は高い。

 住宅事情を見ても、値段は日本より高くなっている場面があるようだ。

 土地に関しても、「えっ!こんなに高いの?」と、日本のバブル時期の値段を思わせるような値段である。

 食品以外は、日本の物価と同じか、それ以上ではなかろうかと思わせるものもある。

 ブラジルは、中国との貿易が輸出、輸入で最も多い比率を占めている。

 「BRICS」は大丈夫か???

 そして、日本の「アベノミックス」は、大丈夫なのか?

 企業が海外シフトしたため、円安になっても、貿易額は赤字のようだ。

       物価高 悪性成らずも 困ります

              年金生活 心配の種

 ※今まで1ヘアウ五50円で計算して来ましたが、1ヘアウ45円で計算します。

  このあたりより少し低いところで、止まっているようです。

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