風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第58段

3ヶ月が過ぎた


 もう、3ヶ月が過ぎてしまった。

 早く感じる。

 

 ブラジルに移住すると決めた目的は、歪んではいない。

 順調である。

 思いもよらなかった、庭づくりの仕事。

 人生が変わり、生きることへの考え方も変わってきていると感じる。

 伯、そして、家族に感謝している。

 いま、私に出来ることは、庭を管理することしかない。

 それでいい・・・頑張れ!

 3ヶ月で・・・・。

 赤い風景。

 街のゴミ。

 落書き。

 でこぼこの歩道

 急な坂道。

 高速道路。

 左側通行。

 銀行業務。

 郵便ポストがない。

 おでぶさんがいっぱい。

 若い男女のタトゥーを入れた姿。

 バスで外出。

 1つの皿に盛り合わせて、食べる。

 風呂なし、シャワーだけ。

 畳なし。

 1日中、ゾウリの生活。

 ティッシュペーパーがない。

 シュハスコパーティーがある。

 呼捨て。

 無料の診療所で、2時間も待つ。

 冬でも、枯草がない。

 季節感なく、花が咲く。

 

 みんな、「あたりまえ体操」になってきている。

 「郷に従っている・・・。」

 

 気候には、まだ、慣れてはいない。

 まだ、これから、思いもよらない出来事が、眼の前に現れると思う。

 友のアドバイスが書かれたメールのありがたさ。

 気を引き締めるところは、そのように。

 

 この「つれづれなる・・・」も、生き方を考え、良い老後にしたいという意味を持ち始めている感じだ。

 かしこまらず、ゆったりと、ヘタクソでも書き続けようではないか。

 終りがどこか、決めてはいないが、書き続けていこう。


 

       時過ぎて 生きる考え 変化あり

              なれど変わらず 移住の目的

さほど広くない歩道の真ん中で、年々太くなり、歩道の敷石をめくりあげて、通行をするのに歩きにくくしているところが、ここだけでなくあちらこちらに見受けられる。

落書きをされないように、前もって絵を描いている店もある。

22階の壁面のものは、明らかに落書きである。

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