風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第594段

NHKがやってきた


  ヴィラ カホンの街は、日系の方が多く住んで見えて、街を歩くと、日本語が通用するといわれているくらいである。

  実際、ここで出店させていただくと、ほとんど、日本語で、話しかけてくださる。

  もう、私がポルトガル語を話すことが出来ない日本人と知ってもらえていることもある。

   このヴィラ カホンには、”うりずん”さんという日本の食品を販売されているお店がある。

  餅、漬物、佃煮を卸させていただいている。

  日系の方のお店であり、従業員の方も全員、日系の方で、日本語で会話させていただいている。

  ちなみに、”うりずん”という言葉は、沖縄の言葉で、梅雨の前の季節で、1年の内で一番気候が良い4~5月のことを指す、季節の言葉のようです。


  この”うりずん”さんのあるヴィラ カホンの商店街から少し離れた場所に、沖縄県人会が所有している(と聞いているが・・・)大きな公園がある。

  公園の周りの歩道を、ウオーキングしている方々、また、朝早くからゲートボールをされている人たち、サッカー場も作られているようである。 

  この公園の道を挟んで、沖縄会館がある。

  中に入ると、シーサーというのか、阿吽の2匹の置物が門番・・・

   朝、早くから、多くの来場客。  お年寄りの部から始まるので、朝1番は、お年寄りが多い。

  舞台では、まだまだ若い・・・頑張って・・・・

 そして、このお年寄りの部が終わると、子供の部になる。

  だんだんと忙しくなり、舞台を見ている暇がなくなり、歌声だけを聴きながら、接客・・・・・ 

 すると、我が陣営の近くで、インタビューが始まった。

  伯に聞いてみると、NHKが来て、一人の子供さん(中学生?)に将来の夢を聴いているとのこと。

  この子供さんの歌は、何度か聞いていて、とてもいい声・・・・うまい!!!

  音痴爺さん・・・羨ましい…

 ”がんばれ!”と声をかけたくなる。

  歌手になって・・・・日本に行くのかな?

  あと、3年くらいでデビューなのかな? 

 爺さんが息をしている間に・・・お願いします 


 1980年代の日本・・・・カルロス・トシキ氏のように・・・

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