風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第44段
適切なアドバイス
移住して、今日で2ヶ月が過ぎた。
大学時代の友人のメールが、今日届いた。
「異郷の地での環境の変化から、先ずは健康に注意。」とあった。
この一週間は風邪で、喉をやられ薬のお世話になっている。
友人の言うとおりである。
風邪はこちらに来て、もう2度もかかっている。
私は外国といえば、若い頃に勤務先の社長の代理で、3泊4日の強行軍で、バリ島と香港へ行っただけで、長期の外国滞在の経験はない。
友人は一流企業に籍を置き、外国での過ごし方は経験済かも知れない。
「健康に気をつけよ。」そのものずばりのアドバイスである。
環境の変化、気候にはどの様に対処するのか、今からの大きな課題である。
もう1つのアドバイスは「環境の変化で、気が張っているうちは良いが・・・」
このアドバイスも適切と思った。
今からこちらでの過ごし方をどの様に創っていくのか、しっかりと考え生きていかなければならないもうその時期に来ていると考え始めている。
日本と違う習慣の中で。
私の2ヶ月は伯と家族に囲まれ、不満のない生活であったが、3歳のネネと同じレベルだったかも知れない。
食事、洗濯、日常の生活はもとより、病院、買物等全て自力では出来ていない。
伯に頼らなくては何も出来ていない。
ネネと同じかそれ以下かも知れない。
ネネはポルトガル語が判るが、私は判らない。
また、私はこの2ヶ月お金を持った事もなければ、買物に行って使った事もない。
全て伯がやってくれている。
自力であれやこれや出来るようになるため、心と道具を身に付けなくてはならない。
「郷に入らずんば・・・・」と思ってきたが、観念的でなく実践の域に入らねばならない。
ポルトガル語の習得、車の免許の習得の2つが今の課題となっている。
友のメールは、私にとって暗にその事を、指摘してくれていると思った。
丁度2ヶ月が過ぎた日のこのメールは、異郷で生活する私に対して、本当にありがたい、「今から注意しろ。」とのメッセージである。
有難う 頑張るよ。
はるかなる 異郷に住みて とまどいし
友のメールは 気遣いあふる
※病院の診療の種類で、「ニッポー ブラジル」での診療は、年間60ヘアウを支払うと、診察費が半額になると書いたが、この制度はなくなっているとのことであった。
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