風よ伝えて(爺さんのブラジル)第569段


 5月に入り、伯は、セブラエ(中小企業、個人営業を手助けしてくれる機構)が開催している、ケーキなどのデコレーションの技術を習得する講座に行き始めている。

 水、木、金の昼1時から4時間の講座である。

 だから、この曜日には、爺さん、1人で、餅を作っている。

 何の問題もなく、今まで、憶えてきたことをやっているだけ・・・大丈夫。

 今日は、水曜日。

 今午後5時を回ったところ。

 餅つくりが終わって、一息ついたところです。

 工場の中で、1人で餅を作っていると、この工場をどのようにして、展開させるか・・・・思いが走る。

 ”人、モノ、金、情報、時間”・・・”Q,C,D"・・・どのように・・・・・

 従業員を入れる時がくるであろう。

 その時のためにも、しっかりと、物事を決めていこうと思っている。

 工場の中は、取り合えず、道具を配置しただけで、効率よく仕事ができるように、改善をしていかないといけない。

 工場のあり方についての知識は、爺さん、少ない。

 先に書いた”Q,C,D"についても、前段では、間違えて”Q,D,C"なんて書いているくらいだから!

 爺さん、ボケが入ってきているのだろう・・・・

 ”5S”をやっていこう・・・・

 それで充分。

 これを展開するために、”目で見る管理”をやっていこう・・・・

 まず初めに、伯と2人だけのこの小さな会社の”理念”

 私がブラジルに来たただ1つの目的の”絆”。

 これを大切にしようと思っている。

 

 ”目で見る管理”の始めに・・・・・

 ささやかに、”絆”を貼った。


0コメント

  • 1000 / 1000