風よ伝えて(爺さんのブラジル)第566段

セブラエという機構


 ブラジルには、セブラエという機構がある。

 個人で商売を始めようとする人や、会社を設立しようという人の相談窓口のようである。

 また、現に、仕事を持っている個人や会社の相談も受けているようである。

 “のようである”・・とは、これも、爺さん全てを知っているわけではありませんので・・・・

 

 昨年、この機構があると知り、伯と2人で、食品工場の衛生面などの決まりがどのようなものかを相談に行った。

 ブラジルの役所関係は、お高く留まっているが、このセブラエは、丁寧に教えてくれた。

 そして、後日、約束道理に、食品工場が守らなくてはならない事項をメールで教えてくれた。

 Ā4サイズ、20枚ほどで、それをコピーし、伯と一緒に、勉強した。

 もちろん、ポルトガル語で書かれてあるから、伯に翻訳してもらいながら・・・・・

 こんなわけで、今の工場改装が出来たのです。

 何度も書きますが、郵便局を筆頭に、公務員のお高くとまっているブラジルにはないような親切な機構です。

 そのセブラエに、伯がこの5月と6月の2か月間、水曜日から金曜日に勉強に行くことになった。

 セブラエには、有料、無料の沢山の講座があり、今回は、ケーキなどのデコレーションを勉強するようである。

 これは、無料です。

 義母さんの体調がよくなり、2か月、勉強することが可能になった。

 講義や、実技は、昼1時から5時までの4時間。

 受講場所は、マチダ家から、バスと電車を乗り継ぎ、1時間半ほど。

 ですから・・・・・・・餅をいつ作ったらいいのでしょうか?

 そうなんです・・・・・

 4時起き、餅作り。

 伯が帰宅するのが7時ごろ・・・・それから餅つくり。

 日によって、一番いい時間を考えながら・・・・

 伯が帰ってくる前に、白餅だけを爺さんが1人で作る日もある。

 

 でも、人生、やりたいことをやればいい。

 思いついた時が、1番若いから、その時にやっておく。

 日本で20年余りも、現場作業をしてきたのだから、その時間を今、取り返せばいい。

 そして、自分のやりたい人生を作ればいい。 

 頑張れ!

0コメント

  • 1000 / 1000