風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第552段
朝の納品(その2)
以前ブラジルには、立派な鉄道網があったようだが、今は、鉄道といえば、サン パウロでは、サン パウロの近郊の街に伸びている地下鉄と電車だけ。
遠距離への鉄道はない。
日本では、東京なら東京駅、名古屋なら名古屋駅とその都市の名前の駅があるが、サン パウロには、サン パウロという駅はない。
市民は、地下鉄、電車とバスを使って移動する。
朝の出勤には、沢山の人が同じ時間に車で出勤。
そして、高速道路への集中度が高い。
だから、高速道路に入るには、渋滞の列に並ばなくてはならない。
マチダ家の前の道路から1キロほどのところに高速道路への入り口がある。
この入り口は、グアルーリョスでは、混雑度は、NO1の入り口である。
のろのろ、のろのろ・・・・・でも、いら立ちより、前後左右に神経をぐるぐるさせなくては、接触しそうである。
自分の車が通りたい車線まで、ウインカーを出し、ゆっくりと隣の車線に入りこませてもらう。
そして、やっとのことで高速道路に入ることが出来る。
下の写真は、高速道路だが大体60キロから70キロの速さで走行している。
爺さん的安全運転で、前方の車との車間距離は、充分とっている。
車線も一番右端を走り、高速道路を降りるまで、車線変更はしないで運転している。
下の景色は、高速道路から見える風景で、この写真の先に空港がある。
前方の橋桁の塔には、グアルーリョス市と書かれている。
グアルーリョスの繁華街を通るようになると、日本の企業の販売店の看板が見える。
木に隠れてしまったが、赤い字で、”OTA"と見えるが、”TOYOTA"の販売店である。
赤い字の会社でないのに、赤字とは、これいかに・・・・・
側道から、どんどん、車が高速道路に入ってくる。
また、のろのろが始まる。
日本のように、高速道路の入り口で、チケットを貰い、高速へ入るのでなく、何の関門もなく、側道からそのまま高速道路に入るようになっている。
前の車とは、十分な車間距離を保ちながら・・・・・・
やっと高速道路の出口です。
料金は?
料金所は、ここにはありません。
日本では、出口に料金所がありますが、ブラジルでは、料金所が、全ての出口にあるわけではありません。
適当に(本当に適当)配置され、どこから乗ろうと、その料金所を通過するときに払う金額は、同じ金額です。
長い距離を高速道路を使って走ると、何べんでも料金所を通過しなくては、走ることが出来ません。
自分が運転している区間が、高速道路で、料金所がない区間だけ走り、出てしまえば、”タダです!!”
今日の納品は、ヴィラ カホンまでで、高速を降りると、幹線道路のアリカンドゥバ街道に出ます。
グアルーリョスを離れ、サン パウロに入ってきました。
ここは、50キロや60キロの速度制限の看板があり、爺さん流安全運転で・・・・・
車間距離を充分とり、割り込みしたい車は、割り込みすればよい。
到着が、少々遅れるだけ・・・・・ゆったり・・・・ゆったり・・・・
遠方には、サン パウロの街中の高層ビル群が見える。
アリカンドゥバでも、出勤途中と見えて、混雑している。
側道に入り、もうすぐ、右折。
ヴィラ カホンの街中に入ってきた。
沖縄県人会の大きな公園の周りを、沢山の人がウオーキング。
前方の大きな樹々のところで、本日の納品場所の朝市がある。
路上に駐車。
到着です。
1時間45分のドライブでした。
ほっと、一息。
まだ朝早く、屋台をつくりはじめる店、もう、並べ終わった店、色々です。
買い物客が。ちらほら
沢山の店が並び、我が陣営の餅なんぞ、どこにあるのやら・・・・・
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