風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第513段

Parque Maeda(4ページ目)

 大きな樹のある広場からトラクターに牽引され、3番目の広場へ・・・・

 2~3分ほどの乗車であったが、爺さん、若い人に交じり、大きな樹の10階まで登ったことを嬉しく思いながらの乗車。

 でも、少し両膝の前の部分が痛い。

 やはり、お歳のようです。

 さて、3番目の広場につくと、1番に目についたのが、案山子のような人形。

 案山子のようで、案山子でない。


日系の方が日本を懐かしく思われ、作られたのかもしれない。

 妙に面白さの中に、哀愁をも感じる。

 ”何をしておいでかい?”


 

 この人形を横目に、トンネルをくぐる。

 へたくそな写真ですが、遠方をよく見てください。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 何やら、日本風???に見えませんか???

 そうなんです。

 日本庭園なんです。

 日本ではありません!

 ここは、ブラジル。

 ブラジルの山の中、民家も少ない、広大な敷地の中に作られた、手入れが行きわたった、美しく、素晴らしい、日本があります。

 ごゆっくりと、庭園を散策されたし・・・・


  満喫されましたか?

 この日本庭園、日本を懐かしく想う・・・・日本を見たい、・・・

 そんな気持ちで作られたのでしょう。

 そして、庭園が出来、はじめに散策された時の気持ち、さぞかしや感慨深いものだったでしょう。

 ブラジルでの若い頃の過酷な労働から勝ち得た人生。

 称賛を送らずには、いられない。

 余生という言葉でなく、すばらしく、いい人生を・・・・・・

 園内を散策していると、花の種類は少ないが、樹にプレートがかけてあり、名前が判る。

 この花の樹、寄ってみると、いい香り。

 ジャスミンの仲間のようです。

 印象深い花でした。

 

 

我が人生の小ささを思う・・・・

0コメント

  • 1000 / 1000