風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第16段
高速道路
サンパウロには、サンパウロ市内の近郊電車があるようだが、ブラジルには鉄道が少ない。
昔は世界でもトップクラスの鉄道大国であったようだが・・・。
移動の手段は、乗り合いバスか、自家用車(タクシーはあるが)でしかない。
高速道路の制限時速は表示を見ると、90キロとあるので高速道路であろう。
110キロの表示も見受けられる。
日本の一般道路と同じように、あちらこちらの側道から、直接高速道路に入ったり出たりすることができる。
私が住んでいる場所からグアルーリョスやサンパウロに行く時は、料金所がないので無料である。
が、サンパウロと反対方向に向かって行くと隣町の入り口には料金所がある。
一度だけ通ったが、3ヘアウ(150円)を払った。
運転をしていたジンタ君に、どうしてここは料金がいるのか聞いたが、私には良く理解できなかった。
詳しいことが判ったらまたどこかの段で書こうと思う。
とにかく凄い。
車の前を開けると、すぐに割り込んでくる。
オートバイはピーピーと警笛を鳴らし、車の隙間をすり抜けて行く。
このオートバイが、一番危ないようだ。
速度は守られていない。
日本と同じように、ブラジルでも制限速度は守られていないようだ
車線の幅は、日本よりかなり広く、渋滞時にも救急車両は、白く書かれた車線の上を走り、うまく先に進むことができる。
また、日本では絶対見ることが出来ない光景を、1カ月の間に3度も見た。
それは、1番路肩に近い車線を運転席の扉をあけて、故障した自分の車を懸命に押している姿であった。
人が上り線と下り線の中央を、歩いている姿もあった。
考えられない危なさ!
私も運転免許を取りに練習所に通うつもりであるが、うまく運転できるか、心配になっている。
左側通行で運転席も左。
この歳では無理かもしれない。
自動車の運転よ おさらばか!
高速で 渋滞すり抜け 通り行く
救急車両 サイレン鳴らして
街中を走る高速道路。
先方には、高層ビル群が見える。
雨あがりの日曜日の高速道路(バス停から撮影)
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