風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第483段

伯の和食


 “ご飯だよ・・・・”

 伯が呼ぶ声。

 You tubeで日本のドラマを見ていた爺さん、すぐさま食堂へ・・・・

 食いしん坊の爺さんです。

 午後6時。

 

 そして、びっくり!!!

 食卓に並べられた夕食・・・・

 はまちの刺身・・・・カッパ巻・・・・ネギトロの軍艦巻・・・・茶碗蒸し・・・・

 

 こんなの初めて。

 “新鮮なはまちがあったので・・・・”

 刺身は、職人さんのようにきれいには切られていないが、うまく刺身にしてあった。

 初めて知ったのだが、伯は、日本に働きに出て間もなく、大型店のすし屋でアルバイトをしていたと・・・・

 

 ブラジルに移住した年の夏に、リベルダージの店で鮭のさしみを食べ、下痢になり、急遽、病院に連れて行ってもらった時から、刺身は食べていない。

 スーパーの魚売り場では、1メートル四方もある大きなトレイの上に魚を山盛りにし、販売しているが、夏になると、鮮度が保てないのか、その大きなトレイの上には、魚の缶詰が山盛りされる。

 今回、伯が選び、伯が賄いしてくれた刺身である。

 何もためらうことはない・・・・・・・“いただきます”・・・・・冷え冷えセルベージャ・・・・・

 1時間かけ、2人で会話・・・・・美味しかった。

 食べることしか頭にない爺さん・・・・写真を撮るのを、また、忘れてしまった。

 日曜日、リベルダージの沖縄会館でのカラオケ大会。

 主催者の婦人会が、餅などを作り、販売するから、我が陣営は、佃煮、漬物が主となる。

 だから、今日は、出店の前日の土曜日であるが、販売するものは、すでに出来ていて、ゆったりとした土曜日を過ごすことが出来そうだ。

 ああ・・・・・今日の晩飯・・・・・また、サプライズがありますように・・・・・

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