風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第471段

心地よい朝


 グアルーリョスは、海抜800メートルのところに位置する。

 気候は、夏に向かっているが、朝の気温は、肌寒く、爺さん、長袖のシャツを着ている日が多い。

 朝7時から、ウオーキングの会に参加している。

 ウオーキングは、火曜日から金曜日までであるが、水曜日と木曜日は、朝4時から餅つくりのため、参加できない。

 参加できるのは、火曜日と金曜日だけである。

 肌寒い中、歩き始める。

 短い脚の爺さん、いつもしんがり。

 1周、2周すると、体が温まってくる。

 長袖を脱ぎ、ティーシャツになる。

 以前、機械に挟まれた左足を気にしながら・・・・・・

 でも、痛みは、少しだけである。

 ”よいしょ・・・よいしょ・・・・”

 

 太陽が顔を出し始める。

 眩しさを和らげるため、薄い色のサングラスをかける。

 ”よいしょ・・・よいしょ・・・”

 温まった体が少し汗ばむ。

 ”よいしょ・・・よいしょ・・・”・・・・頑張って・・・・・

 しんがり・・・・しんがり・・・頑張って・・・・

 こんな爺さんを包んでくれる。

 太陽の暑さを和らげてくれる。

 心地よい涼しい風!!

 汗ばんだ体を包み、通り過ぎていく。

 ”よいしょ・・・よいしょ・・・”

 北の風、南の風の区別なく涼しい風が流れていく。

 ”よいしょ・・・よいしょ・・・”

 この風を、勝手に命名・・・・・”伯涼扇”!!!

 ”よいしょ・・・よいしょ・・・”

 45分、歩きました。

 いつまでも、いつまでも、歩くことができますように・・・・・・

 今度の29日、グアルーリョスでは、2時間の”歩け、歩け大会(大会の正式名ではありません)”に伯と出かける予定。

 完歩すると、ティーシャツがもらえるとのこと。

 きっと、この大会の名前が入った格好いいティーシャツと思う。

 日本の市民マラソンにように、時間制限があり、途中で、”残念でした”なんて、ありか?

 そんなのは、ないよねえ・・・・・

”心地よい朝”になりますように・・・・・

 ウオーキングの駐車場の植え込みに今、咲いている花。

 名前・・・・・知りません。


0コメント

  • 1000 / 1000