風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第447段

イペー祭りの報告

 伯とテテがイペー祭りから帰り、自家製の漬物、佃煮を食べながら、セルベージャ(ビール)を飲み、イペー祭りの出来事を聞いた。

 このフェスタは、鯛焼、餅はダメで、販売したのは、漬物、佃煮、生姜糖、ふりかけラーユ、ALHO NEGRO,

アボボラ、マモンのお菓子。

 結構たくさんのアイテムになる。

 漬物は、このスザーノでは、大手の漬物屋さんがあり、サン パウロでは、大々的に販売されている。

 その漬物屋さんのおひざ元での販売と、相なった。

 嬉しい一言が聞かれたようだった。

 それは、“〇〇屋より、ここのが美味しい・・・・・・”なんて、言われたとの報告。

 爺さん、味と値段には、自信があるんです!

 “安くて、美味しい、そして、安全”がキャッチフレーズです。

 販売できた個数は、満足できるものであった。

 “あれ!今日は、あの日本人はいないの?”と、私が留守番していたから、こんなふうに聞いたお客さんがいたようです。

 しかも、1人でなく。

 ちんちくりんタヌキの私もこの業界では、少しは、顔がきくようになったのだろう。

 いつも、楽しく、冗談を言いながら、販売させて頂いている。

 その1面を紹介してみます。

 店の前に立ち、商品を眺めているお客さんに・・・・・

 “エスペリメンタ・・・・・”

 お客さん、まだ、商品を眺めている。

 もう一度、“エスペリメンタ、お嬢さん!”

 そうすると、笑顔になるお客さん、恥ずかしそうにするお客さん、表情を変えずにいるお客さん。

 いろいろですが、試食していただくことが出来る。

 

 “いくら?”

 “5万ヘアウ・・・安くしてありますよ!”

 “どうして、ALHO NEGROは黒いの?”

 “それは、ALHO(ニンニク)が悪いことをしから、黒くなっちゃったんです・・・”

 お客さん、キョトンと・・・・・

 意味の無い、理解できない言葉、いたづら心で、言っちゃいます!

 冗談を言いながら、また、日本で働いたことがあるお客さんと、日本での思い出を聞かせてもらいながら・・・・

 懐かしい日本が脳裏によみがえる。

 楽しいもんです。

0コメント

  • 1000 / 1000