風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第389段

快調です

 風邪は、何処かへ行ってしまったようだ。

 お尻への注射、抗生物質、そしてシロップが効いた。

 日曜日、朝5時起き。

 出店のための荷物を車に積み、6時前にマチダ家を出発した。

 まだ夜明け前。

 暗い高速道路を、愛車「真っ赤なフィット」で伯と2人。

 快調な出発であった。

 7時前、会場になるヴィラ マリアナのナニワ会に到着。

 ヴィラ マリアナは、リベルダージより南にあり、リベルダージから車で10程度の所である。

 会場の前面道路は、日曜日で静かな街を作っていた。

 空は、どんよりとした曇り空だったが、爽やかに南の風。

 暑くいもなく、寒くもない。

 快調な天気模様・・・・・。

 テーブルに食品を並べ終わり、周りを見ると、ようやく他のバザリスト達が、品物を並べていた。

 私たちは、1番で会場に到着し、快調なペースで準備を終えた。

 9時半からのバザールだったが、開催時間になると、早々に来客が次々に訪れ、会場はにぎわった。

 主催者側が、巻寿司、ちらし寿し、タケノコご飯、うどんなどを作り、販売していた。

 昼近くになると、昼食を食べに、家族連れ、友達同士で、来場し、食券を買う人の列が長々とできた。

 今までの、バザールでは、見ることがなかった光景であった。

 それは、「安い!!!」の一言であろう。

 今までのバザールより、食べ物は、3割ほど安く値付けがしてあった。

 そして、いつもバザールで行われている、3時過ぎの安売りがなく、そのころには、完売されていた。

 さすが、「なにわ」の商売人なのか、うまく売りさばいていた。

 

 そして、我が陣営は・・・・・・・

 びっくり・・・・・・・・・

 「なんてこった・・・・・・パンダこった・・・・・」

 売れに売れた。

 あんこ餅とおはぎの詰め合わせが11時15分に完売したのをはじめとし、白餅、鯛焼、、佃煮の生姜、漬物の福神漬け、ピリカラ漬のキュウリ、おはぎ、あんこ餅、そして初めて販売したマモン(パパイヤのコンポート)、ロールケーキが4時までに完売した。

 残ったものは、ピリカラ漬のニンニク1個、佃煮のわかめ1個、タツクリ1個、ラッキョの漬物6個、ALHO NEGRO5個だけであった。

 

 「不景気の中、たくさんの人に食べてもらおう大作戦」で、再値下げを敢行・・・・

 不景気の中、こんなに買ってくるのは、ナニワの人の買い方なのか。

 どうして、こんなに売れたのか、安くしたからなのか?・・・・・・結論は、わからない。

 販売の方も、爺さんの体調と同じく、快調・・・全て快調であった。

 ここ、ヴィラ マリアナは、不景気なんて感じなかった。

 来週は、日曜日にテテとテテの恋人で日教寺、そして、伯と私は、サント アンドレのカラオケ大会と2会場に出店の予定。

 この、ナニワ会と同じようには、いくまい・・・・。

 再値下げは、続行し、粘り強くこの不景気を乗り切ろうと思う。

会場前の道路は、日曜日で、静かな街並になっていた。




会場の外壁にかけられたバザールを紹介している垂れ幕。




一生懸命、日本的にしてある。

我が陣営のシンボルマークのだるまが、偶然、真ん中に位置していた。

快調・・・・・・・快調・・・・・・・

朝の出店の準備で、忙しい、バザリスト達。

開店早々、来場客が増え始める。

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