風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第387段
再値下げ決定
ニッケイホテルでの厳しい不況の状況を、目の当たりにした。
先回、1月のニッケイホテルでの販売状況は、我が陣営にとっては、決して悪いものではなかった。
しかし、今回、出店したバザリスト達は、新しいバザリストが多く、先回に続いて参加したのは、我が陣営と他に数店だけで、リタイヤ組が目立った。
参加料の値上げはあったものの、不況によるお客さんの買い控えが大きな原因と思われる。
そして、先回よりも、もっと厳しい状況が今回、襲いかかってきた。
土曜日は、いつも、余り期待はしていない。
日曜日が勝負である。
来場客の数は、決して少なくはなかった。
しいていうなれば、日系人の比率が少し、前回より減ったと思われた。
そして、店の前をお客さんは通るだけで、買ってもらえない。
「エスペリメンタ」の念力が、今一つ、来場客に伝わらない。
「エスペリメンタ」・・・・手を横に振って・・・・「いいよ・・・・いらないよ」
そんな繰り返しであった。
午后2時を回り、30%OFF(餅、あんこ餅)を決め、販売開始。
売れ始めた。
結構な速さで、テーブルの上の餅、あんこ餅が減っていった。
されど、終わってみると、先回の売り上げの半分程度の売り上げしかなかった。
漬物、佃煮は、順調な売れ行きであった。
日を置き、今日は水曜日。
次のバザールの漬物、佃煮を作り始めた。
そして、昼の食事時の事。
伯と2人の首脳会談。
「30%PFFにしたら、売れたということは、今の適正価格が30%OFFの所にあるのでは・・・・。」
「不況の中、財布の中身が軽すぎる・・・。」
「でも、それに合わせなくては、売ることが出来ない。」
「今度のバザール、再値下げをし、販売してみよう。」
そう、決定した。
薄利の薄利・・・・・・を・・・・・・・決断した。
再値下げは、写真真ん中のおはぎ、あんこ餅、や饅頭の詰め合わせが、今まで8ヘアウで販売していたのを、6ヘアウに下げる。
写真右側の白餅は、そのまま8ヘアウ。
鯛焼は4個入り8ヘアウを、3個入り6ヘアウにし、買いやすくする。
この辺りの漬物、佃煮、生姜糖(左端の上段の袋)の値段は据え置き。
ALHO NEGROも据え置き。
タツクリも値下げしない。
1つ5ヘアウです。
やってみようではないか・・・・・・・・・・
日本に帰ることが出来る日が、だんだん遠くなっています・・・
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