風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第376段

日本領事館からのメール

 昨年の暮れ頃からサン パウロの日本領事館からメールが届く回数が多くなってきている。

 今までになかった内容のメールである。

 「邦人が街中で、強盗に金品を強奪されたというメールである。

 内容をまとめたメールが届いたので、その内容を、そのままコピーし、どんなものかを、伝えようと思いました。

 以下太字がそのメールのコピーです。


  サンパウロ(ブラジル):邦人連続強盗事件発生に伴う注意喚起(新規)

                                          2017年02月28日

【ポイント】

●サンパウロ市リベルダージ区に所在する大手旅行代理店で両替を行った邦人が強盗被害にあう

事案が連続して発生しており,被害者が亡くなるケースも発生しています。両替にあたっては,

このような被害状況を十分認識し,身の安全を最優先にしてください。

【本文】

1 本年1月中旬以降,邦人が強盗被害にあう事案が連続して発生しております。昨年9月に

 発生した類似事案を含めると現在まで9件の被害が確認されており,そのうち2件では被害者が

 銃撃され,内1名の方が亡くなられています。いずれの事案においても,(1)被害に遭う前に

 サンパウロ市リベルダージ区に所在する旅行代理店で両替を行っている,(2)犯人が銃器を

 所持している,(3)犯人がバイクで接近,逃走している,(4)犯人は被害者の所持金額,

 移動範囲等の情報を事前に把握している可能性が高い,という点が共通しており,現時点では

 いずれも解決に至っていません。両替にあたっては,このような被害状況を十分認識し,

 身の安全を最優先にしてください。

2 邦人の被害例

(1)昨年9月12日,両替後,被害者は市内サウーデ区に移動。路上で犯人にバッグをひったくられ

 そうになったため抵抗したところ,犯人から拳銃を突きつけられバッグを奪われた。

(2)1月5日,両替後,被害者は地下鉄,タクシーを乗り継ぎ市内ミランドポリス区に移動。

 タクシーから下車した路上で,犯人に銃を突きつけられ所持品を奪われた。

(3)1月10日,両替後,被害者はホテル手配の車両で市内ジャルジン・パウリスタ区に所在するホテルに移動。

 ホテル敷地内において接近して来た犯人に銃を突きつけられ所持品を奪われた。

(4)1月10日,両替後,被害者夫婦は地下鉄で市内ヴィラ・マリアナ区に移動。路上にて犯人から銃を

 突きつけられた上,夫は突き飛ばされ,妻は所持していたショルダーバッグを奪われた。

(5)1月16日,両替後,被害者は徒歩でリベルダージ区のレストラン街に移動。路上にて犯人から銃を

 突きつけられバッグを奪われた。

(6)1月16日,両替後,車両にて移動中渋滞に巻き込まれ市内イピランガ区の路上で停車していたところ,

 接近してきた犯人から銃を突きつけられるも,窓を開けなかったため犯人から発砲を受け被弾。約1時間後

 病院にて死亡が確認された。

(7)両替後,市内を移動したところで接近してきた犯人から銃をつきつけられたため,所持品を付近の店舗に

 投げ込んだところ,犯人から3発の発砲を受け2発被弾,病院で手当を受けた。

(8)2月16日,両替後,タクシーで移動していたところ,途中で追尾する車両とバイクに気付いたため回避を試みるも,

 70km程移動した先の駐車場にて犯人が接近。犯人から銃をつき付けられ,所持品を奪われた。

(9)2月23日,両替後,周辺を散策した後,上記現場にて後方から銃を持った賊に襲われ付近のホテル駐車場に

 誘導され,所持品を差し出したところ,店舗内で現金を入れたウエストポーチ(衣服の中に隠せるもの)も出すよう

 要求され,同ポーチの現金を含めた所持品を奪われた。

3 防犯対策として以下の点にご注意下さい。

(1)常に警戒心を維持し,時折周囲に視線を向けるなど,警戒心を顕示する。

(2)荷物は最小限にし,手元から離さず,貴重品は極力持ち歩かない。

(3)多額の現金等貴重品を所持している時は,目的地までタクシー,車等を利用する。

(4)車両の乗降は可能な限り,警備員,鉄扉等,セキュリティのしっかりとした駐車場で行う。

(5)降車の際は,特に周囲を警戒し異変の察知に努める。

(6)車両尾行等に気付いた場合は,ショッピングモール等人通りの多いエリアや付近の警察署等でやり過ごす。

(7)万が一,強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗せず,犯人の要求に従う。


 このメールの数日後にも、新しい犯罪にあったとのメールが届いている。

 メールは、邦人が被害に遭ったという内容だから、邦人以外でも、被害にあっている可能性もある。

 不景気で、職をなくしてのことか・・・・・・・・・物価も上昇している。

 伯が、私によく注意する。

 「遭遇したら、絶対に、はむかってはいけない。両手を上げて、相手の思うようにしなさい。」

 不景気野郎が、ブラジルに居座っている間中、再発するのか?

 何とか、ならないものか・・・・・警察の方・・・・・・・何とかしてください。

 世界中の殺人の10%がブラジルで起きているとのこと。

 その後、まだまだ、領事館からのメールは絶えない。

 

   サンパウロ(ブラジル):邦人連続強盗事件発生に伴う注意喚起(新規)

                                          2017年02月28日

【ポイント】

●サンパウロ市リベルダージ区に所在する大手旅行代理店で両替を行った邦人が強盗被害にあう

事案が連続して発生しており,被害者が亡くなるケースも発生しています。両替にあたっては,

このような被害状況を十分認識し,身の安全を最優先にしてください。

サンパウロ総領事館からのお知らせ(被害速報)

                                        平成29年3月3日

 以下の通り、邦人が被害者となる強盗事件が発生しましたのでご注意下さい。

1 発生日時

 3月2日(木)12時00分頃

2 発生場所

 サンパウロ市サントアマロ区ジョアン・ジアス通り

3 事件概要

 被害者が銀行ATMで現金引き出しを行っていたところ、突然後方から羽交い締めにされた。

数秒の後に開放され、ATMを見たところ取り出し口にあるはずの現金がなかった。身体的被害はなし。

4 被害品

 現金約1300レアル

5 防犯対策

(1)常に警戒心を維持し,時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示する。

(2)現金引き出しの際は、なるべく警備員の配置がある、利用客が多い支店・ATMを利用する。

                                              以上

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