風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第363段

ブラジリア(その1)

  私がブラジルに御世話になり、3年10ヶ月が過ぎた。

 外泊の旅行は、これが初めてである。

 ブラジリアに伯の伯母さん(母方)が住んでみえる。

 前々から、1度行ってみたいと思っていたのがやっとかなえられた。

 グアルーリョスからブラジリアまでは、飛行機で1時間半くらいと聞いた。

 今回は、ブラジルの風景を楽しみながら、片道16時間、距離としては、丁度1000キロの旅である。

 バスで2泊、叔母さんちで3泊する。

 座席がベッドに早変わりする寝台特急バスの往復切符は、10ほど前に購入してある。

 どんな旅行になるのやら・・・・・。

 切符売り場光景

 長距離バスの待合場所(ブラジリア行きは、50番)

バスが来たけど、ちょっとおかしい。

 寝台バスではない・・・・。

 係員に聞く。

 どうも、間違っているようだ。

 係員の言葉「寝台バスが故障したので・・・。」

 ばかやろう!!!嘘が見え見え・・・。

 後の乗客は、文句を言わずにどんどん乗っていくではないか・・・・・。

 伯と私の二人だけ、切符売り場に行かされて、何の説明もない。

 25%払い戻しをしてもらっただけ。

 何やら、後で文句をいうなとでもいうのか・・・・書類にサイン。

 すみませんの一言もありません。

 しょっぱなから・・・・こんな風です。

 ちんちくりんの短足の爺さんだから、座席が狭くてもいいと、言っているのだ・・・。

 でも、せまい!

朝日が昇り始める。

何処まで行っても、大豆畑と、トウモロコシ畑が続いている。

遠くに見えるのも、全てトウモロコシ畑。

山がなく、遠くまで、雄大な景色が広がる。

ブラジリアに到着。

爺さん、滑らないように・・・・・・。

旅行の内容の前に、帰りのバスを紹介しておきます。

これが、遠距離寝台高速バスです。

ところが、帰りはブラジルアを出発して、20分ほどしたら、故障し、運転手が、

修理し、40分ほど停車。

やっと、動き始め、ピンガを少し頂いて、グッスリと眠ることができました。

今度、ブラジリアに行くときは、飛行機にしようと思います。

風景は、堪能しました。

行けど行けど、大豆畑とトウモロコシ畑が続いていました。

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