風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第343段

豆腐を作ってみた


 ブラジルでは、日本より少し大きめの豆腐が売られている。

 味噌汁の具や、やっこ豆腐でよく食べている。

 リベルダージの店では、数社の製品を見かけるし、モジの朝市では、個人が作ったのか、手作り風の豆腐が売られている。

 木綿豆腐、絹ごし豆腐と種類を選ぶことが出来る。

 焼豆腐は見たことがない。

 ところが、日本の豆腐の1.5倍くらいの大きさの物で10ヘアウ(約330円)もする。

 

 ちょっと、作ってみようか・・・・と伯が言った。

 インターネットで作り方を探し、作り方をプリントアウトしたり、ユーチューブで作り方の動画を見たりし、作ってみた。

 やっこ豆腐で食べてみたが、結構美味しくできていた。

 水は、水道水をそのまま使うのではなく、水道水から1度フィルターをくぐらせて出てきた水を使った。

 (飲み水や料理に使う水は、全てこのフィルターを通してから使っている)

 ブラジルの水では、これ以上の水を手に入れることは、なかなか難しいと思われる。

 木綿豆腐が出来上がった。

 大豆1キロで、販売されている豆腐くらいの大きさの物が3個できた。

 でも、まだ、少し大豆の味が残り、色は真っ白ではなかった。

 どうしたら、もっと、もっと美味しい豆腐が出来るか・・・・

 伯とここがいけない、あそこがいけないと話し合いをした。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ちょっと、本格的に豆腐を作ってみようか・・・・。

 作るのに結構、繊細な神経がいるように思える。

 面白そうだ。

 日本で市販されている豆腐と同じくらいの味を出せないものか・・・・。

 また、来週にでも、トライしてみたいと思う。

 

 あと2週間で今年初めてのバザールが来る。

 そろそろ、準備にかかり始めようではないか。

 そのうち、美味しい豆腐が出来て、豆腐も販売するようになったら、今よりもっと楽しくなるであろう。

 

 “にゃんこ1世・・美凛”・・・・お騒がせしました。

 昨日より今日、素晴らしく早く回復に向かっています。

 鯛は全部、美凛が食べました。

 爺さんには、回ってきませんでした。

 そして、もう、キャットフードをガツガツと食べ始めました。

 部屋からベランダに出るのに、15センチくらいの高さの敷居を超えなくてはならないのですが、平気で超えていくようになりました。

 「御心配かけました。もう、大丈夫です。」・・・・美凛より

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