風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第279段

水曜日(その3)

 グラルーリョスの町中を歩き、見つけたもの。

 「桜」ではないか・・・・。

 でも、桜の時期はもう終わっている。

 桜はブラシルでは、冬のうちに咲いてしまう。

 日本に比べ、それだけブラジルの冬が暖かいということか。

 素早く写真を撮り、近づいてみると・・・・・なんと・・・・・さくらではない・・・・・!!!!

 「白いイペー」であった。

 「黄色のイペー」やマチダ家の庭に咲く「ピンクのイペー」はもう知ってはいたが、「白のイペー」は初めて見た。

 この「白のイペー」があるから、「イペーはブラジルの桜」といわれているのか・・・。

 納得した。

 私は、今まで「ピンクのイペー」がブラジルの桜と思っていた。

 そうではなかったようだ。

 美しい・・・・。

 本当に桜に見える。

 以前どこかで「桜」の語源が、「桜は、1本の木にそれはそれは沢山の花をつけるので、【咲く等】と言っていた。とのこと。その【咲く等】が【桜】になったとか」・・・。

 この点では、桜もイペーも1本の木に沢山の花をつけるので、同じと思った。

 桜でない「白いイペー」の花の向こう。

友、そしておふくろが見える。

 ※訂正 「風よ伝えて」のどこかの段で、ピンクのいぺーは春、黄色のイペーは秋に咲くと書いたが、黄色のイぺーも春に咲いている。

歩道と車道の間に植えれれ、満開の「白いイペー」・・・「桜」に見えませんか?

近づいて見てみます。

もっと近くで・・・。

マチダ家の庭に咲くピンクのイペーです。

イペー アマレロ(黄色)は、ブラジルの国花になっています。

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