風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第268段

7月の風(2016年)

 7月に入り、ブラジルでは、高速道路を走行する際には昼間でも前照灯をつけて走行しなくてはならなくなった。

 なぜに昼間から前照灯をつけて走行しなくてはならなくなったのか?・・・。

 理由を知らない。

 直線道路で対向車の走行がよく見えるときは、ほとんどの対向車が前照灯をつけて走っている光景に異様さを感ずる。

 高速道路では。昼夜前照灯をつけていないと、罰金、減点になってしまう。

 1ヶ月もたたないうちに、5,000件もの違反者が出たと聞く。

ここはブラジル。

なんだか、わかりません・・・・!

 リオのオリンピックがもうすぐ・・・。

 でも、街中は、オリンピックなどあるの?というような感じで、何処にもその気配を感じるものはない。

 空港で、怪しい奴が捕まったということは聞いている。

 数ヶ月前に買ってもらったテレビでオリンピックを見る。

 無事に終わるとよいと思っている。

 さて、バザール、フェスタでの我が陣営の商品群を書いておこう。

 場所によっては、商品の競合を避け、販売させてもらえないものが出てしまうこともあるが・・・。

 我が陣営の基となる「鯛焼」は、クリームとあんこの2種類。

 漬物は、ピリカラ漬けのキュウリ(醤油味)、ニンニク(酢漬け)、ダイコン(味噌漬け)の3種類。

季節的にラッキョの酢漬けもある。

 ほかに漬物は、福神漬けとニンニク(オイル&ワイン漬け)の2種類。

 弁当、巻きずし、いなりずし、赤飯、餅、あんこ餅、おはぎ、生姜糖(日本の生姜糖とは違い、生姜を刻み、砂糖を絡ませたもの)、水羊羹。

 アボボラ(カボチャのジャム風の食べ物)、アルファジョア(説明しがたい、アルゼンチンのお菓子)、

キンジム(卵の黄身のプリン状の食べ物)。

 食べるラー油。

 大体こんなものです。

 試作し、販売しても売れなかったものは、消えていきました。

 

 7月9日(土曜日)10日(日曜日)は、4回目の参加のサントアンドレの七夕まつりでした。

 4回目ということで、先回までのデータを参考にして作業し、鯛焼、弁当、寿司類、餅類、生姜糖、アボボラなど甘い食べ物は完売することができた。

 少量多品目作戦を敢行した。

 漬け物は、20%ほど残ってしまったが、全体的に成功であった。

 伯と2人で、1日14時間の作業を数日。

土曜日は、テテとテテの恋人に店番を頼み、終日、日曜日に販売するもの(鯛焼のクリームや、寿司、弁当など)を作り、よく頑張ったと思っている。

 売上げ、粗利も素晴らしく満足できる数字を残すことができた。

 私は、70歳・・・。

 よくやった・・・・!

 伯の頑張り・・・。

 

 2年前、サンミゲルのバザールで少量多品目の売り方をしていたおばちゃん。

 少量多品目の先生。

 このおばちゃんを見習ったのが良かった。

 まだまだこれでよしとおもわず、商品開発をしていこうと思っている。

 今までは、日系人によく売れる物を売ってきたが、お客の大半は非日系人なのだから、その人たちに買ってもらえる商品を作っていこうとしている。

 鯛焼もその方向で考えているが、なかなかうまくいかない。

 ブラジルの鯛焼を作ろう・・・と思っているのであるが・・・。

 そのほか、次のフェスタ(やすらぎの郷=7月31日開催=)では、「ALHO NEGRO(黒ニンニク)」と「生姜やひよこ豆の佃煮」、それに「たつくり」を販売してみようと思っている。

 ブラジルには、漬物はあるが、佃煮はないようだ。

 いっちょう、佃煮旋風を巻き起こしてみようか・・・そうなるとよいが。

 まだまだ、他の佃煮をつくってみようと思っている。

 伯が習い始またジャム、ケーキもそのうちお出ましと相、なります。

 忙しいが、楽しい毎日です。

 

 課題。

 バザール、フェスタだけでなく、他の販売ルートを作らなくては・・・・。

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