風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第207段
40日間、日本滞在(その15)
古希の旅行(その2)
諏訪大社
今年2月に同年達は、高浜市の春日神社で古希のお祓いを済ませている。
私は、ブラジルにいて、そのお祓いには出席できなかった。
ここ、諏訪大社で参拝し、古希のお払いにしようと思っていた。
団体旅行に付きものの、説明を聞きながら、名所を巡る。
どんどん、行ってしまう。
これは、時間制限があり、仕方がないことであろう。
今回の諏訪大社も、案内の女性が、神社を順番に説明しながら廻り始めた。
説明がなかなか頭に残らない。
聞き流すといってもいいくらいであった。
今、その説明を1つも思い出すことはできない。
説明し、次の説明場所に行くのも早すぎた。
私は、本堂にお参りしたいが、通り過ぎるだけで、次の場所に移動を始めた。
列には付いていかずに、本堂の前、1人でお参りした。
そそくさと、お参りし、また、列に戻った。
これでは、いかん!
爺さん、考えた。
42歳の厄年、60歳の還暦、そしてこの古希に、同年は、全て高浜市の春日神社でお祓いを受けている。
私も、日本にいる間に1度春日神社に行き、参拝しよう!
それが良い・・・。
そう思いながら、列の最後尾を歩いた。
一廻りし、バスに着いた。
木立に囲まれ、荘厳なはずの大社であろうが、ゆったりと境内を見ることが出来なかった。
最後尾 歩く姿や そそくさと
参拝すれど 心うらはら
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