風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第31段

日本製商品

 頑張ってくれ!日本の製品!

 先ず車から話をします。

 ブラジルは鉄道が少なく、移動手段は公共のバスか自家用車です。

 日本の場合、殆どの家庭は車を持っている。

 ブラジルでは、まだ家庭に車がなく、バスを利用する人が多い。

 自家用車の保有台数は、日本の半分くらいである。

 多くは中型車である。

 日本製は、私が日本で思っていたよりは、はるかに少ない。

 フォルクスワーゲン、フォード、フィアットなどよく見かける。

 ホンダのフィットはよく見かけるが、日本製の車はほんの少し走っているだけである。

 というより、世界中の自動車メーカーが入り込んでいるのであろう。

 日本製が少ないのは、値段が高いのである。

 手が届かないのである。

 お母さんの話であるが「日本の車は雑種の犬と同じだ。食べものを(ガソリンを)与えておけば病気(故障)はしないで楽だ。」と。

 雑種はタダ同然だが、日本製は高すぎる。

 性能が卓越していることは、判ってもらえているようだ。

 10年前、ジンタが非日本製のオートマチック車を購入したが、オート機能が良くなく、この車をシフトチェンジに変え使ったと聞いた。

 他の国の車の性能に比べ、良いなら、高くていいではないか?

 性能が過剰なものになっているのか?

 高くて、買えない?

 故障はつきもの「故障したら直せばいいじゃん」で終わってしまっているのか?

 私はこちらで免許を取って、日本で乗っていたホンダのフィットに乗りたいが、高すぎて乗れないであろう。

 また他の国でも日本製は、高いのだろうか?

 疑問は残る。

 電化製品はマチダ家に限らず、親戚や銀行、郵便局等でテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコン、日本製は1つとしてまだお目にかかってはいない。

 ブラジル製か韓国製が多い。

 やはり値段の差と思われる。

 まだ私が勉強不足でこれ位しか、現状を捉えていないので、どのくらいの差なのか(自動車も含め)また他に原因があるのか、探ってみようと思う。

 コンピューター用のプリンターを、ブラジルに来て購入した。

 日本で使っていたプリンターは、ブラジルではインクがなく、私が勤めていた会社の同僚に使ってもらっている。

 それでも電気製品の店では、日本製の商品が陳列のメインに並べられて、こちらに来てから良く見る国の製品は、隅というか、目立たない場所に並べられていた。

 キャノン、エプソン、ブラザーの製品が並んでいた。

 私は、日本ではキャノン製を使っていた。

 今回は、ブラザーの製品を購入することにした。

 人気があるとの店員の勧めもあったが、私の親友の政夫君がブラザーに勤めていたのを思い出し、懐かしく思い、ブラザーを購入した。

 値段は日本より少し高かったが、今は快適に使用し、発色も素晴らしく、満足している。

 やはり日本製は満足させてくれる。

 日本製 頑張れ!


     道路にも 家庭にも見ぬ 日本製

          ブラジル席巻 もっと頑張れ!

ブラジルで購入した、ブラザー製プリンター(A4版)。

発色がよく、満足している。

日本にいる頃から使っている、私のコンピューター。

sonyと書いてある下の茶色のもやもやは、日本からブラジルに持ってくるときに荷造りしたガムテープが取れずに、そのままになっているが、性能は良い。

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