風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第537段

はじめよう


 ナンやカンや、ごたごたしている。

 設備の選定、そして、買い物・・・・・もう少しの間の我慢かも。

 工場改装が完成したのだが、まだ、外構工事や設備導入が残っている。

 少ない資金をやりくりし、設備の選定は予算を見ながら、やるしかありません!

 もう、資金・・・・・・沢山は、ありません。

 日本に帰れないでしょう・・・・・

 松本零士氏が、“銀河鉄度999”の制作を今、始められたと聞く。

 氏・・・80歳・・・・まだ、  “大きな夢”  をお持ちになってみえる。

 爺さんタヌキ・・・・まだ、72歳・・・・そのはしくれに。

 テテが降りてしまった”DAIKITTY 999“を伯と2人で再出発。

 滴り落ちる汗をかきながら、石炭を放り込む。

 老いの感じられる、爺さんの脳細胞を刺激させるため、時折、警笛の紐を引っ張る・・・・“ぽっぽ・・”

 なんだ坂、こんな坂・・・ぽっぽ~~

 あっちの駅、こっちの駅に停車ながら・・・・宇宙をさまよってみよう!

 ひょっとしたら、美しい国、桜の故郷に、停車することが出来るかも・・

 “桜下の宴、コップ酒・・・友よ!”

 “めんどうみ社長、同僚たちよ!”

 “爺さんの人生のマドンナの笑顔・・・が見たい!”・・・・・(伯も承知・・・・純粋だから)

 はしれ!はしれ!

 “999”は、“エンジェルナンバー”・・・・・はじめよう

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