風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第489段
GENGIBRE(生姜)のリベンジ
登場人物
GENGIBREのジン吉
ワカメのワカメちゃん
足短か!!爺さん
”エスペリメンタ、お嬢さん”と呼ばれ、エスペリメンタ(試食)するおばちゃん
”爺さん、俺、まずいって言われちゃったんで・・・・・”
”ごめん、こんなの初めてで、ジン吉のプライドを傷つけちゃって、スマン!”
”爺さん、俺、ヒネてきているから、だんだんと硬くなっているんだよ。
旬の時とは、違うんだから、それなりに、よく考えいて、ちょうだいよ!
爺さん、俺はよ・・・千切りにされようが、極薄に裂かれようが、うまいといわれてたいんだよ・・・”
”そうだな、ジン吉、よく考えてみるよ・・・”
爺さん、頭の中で、どうするか、渦が巻き、よく寝られない。
短い脚をベッドの上で、ちょこんと組んで・・・・考えた・・・・
【よし、極薄にしよう、そして、味付け(極秘)を変えてみよう。
〇〇を入れてみよう・・・・】
翌日、早起き爺さん、スライサ‐の歯を一番薄く出来るようにセット。
えんやら、ほいさっさ。
爺さん、どんどん、削っていった。
そして、煮込みが終わる。
味見・・・いいんでないか・・・・・と、爺さん。
日曜日、ヴィラ マチルデのナニワ会館。
先週の霊友会の会場から、1キロも離れていないであろう。
ジン吉、テーブルに並べられる。
ワカメのワカメちゃんの隣。
2人は、仲良し、いつも隣どうし。
開店。
いつものように、爺さん”エスペリメンタ”で頑張る。
このナニワ会のバザールは、今年から参加させてもらい、今回で、3度目の出店。
白餅を軌道に乗せていただいたバザールである。
他のバザールよりも、来場客が多かったが、今回も期待が持てそうである。
それは、焼きそば、うどん、お好み焼きなどを主催者が販売し、その値段が、”安い”そして、お好み焼きを食べたが、”上手い”。
我が陣営のモットーと同じである。
関西風に、”5万円、百万円”とか言いながら、売ってみたいものだ。
さて、爺さん、相変わらず”エスペリメンタ・・・・”
”エスペリメンタ、お嬢さん”とおばちゃんに声かけ・・・・
おばちゃん、照れ隠ししながら、試食品を見渡す。
【早く、俺を試食してくれ・・・】と、ジン吉。
【いや。私が先よ・・・】と、ワカメ。
おばちゃん、ワカメにフォークを刺した。
爺さん”こちらは砂糖が入ってます。こちらが砂糖なしです”とワカメと生姜を紹介する。(ワカメと生姜だけ、砂糖入りと砂糖なしを作っている)
おばちゃん、砂糖なしのワカメを試食。
そして、次に・・・・・・
【俺の番だ】
おばちゃん、生姜の砂糖なしを試食。
そしておばちゃん、ワカメと俺を買ってくれた。
”私、血糖値が高いのよ”
”大丈夫、心配ないですよ!ありがとうございます”
”ジン吉、よかったなあ・・・・でも、まだまだ・・・・・”
”爺さん、ありがとさん!”
開店時、18個の生姜を用意した。
左から、コンブ(新発売)、ワカメ、吾輩(生姜)、タツクリ、シイタケ(少しだけ写っている)
何とかなりました。
とりあえず、リベンジ、成功としておこう。
リベンジ、幕引きです。
今年もあと少し。
来週のニッケイホテル(土、日)とパトリアルカ(日)を残すのみ。
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