風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第436段

爺さんのストップモーション

 ブラジルの経済は、今年に入り、良くなっているのだろうか?

 否、失業率は、昨年(2016年)に比べ、1%上昇し、12%台に入ってきている。

 これは、私がブラジルに来た4年目前の2倍の数値となっている。

 レアル安も続いている。

 資源国であり、将来的には、有望とされているが、中国との関係が重要なカギとなるようである。

 その中で、今年に入り、バザール、フェスタは、伯が作り、商品化した餅類が好調な売れ行きをしている。

 この面においては、不景気の中、素晴らしい立ち回りをしていると思って良いであろう。

 今日の朝、テテは、白餅とあんこ餅を持って、グアルーリョスの食品店に車で卸をしに走った。

 火曜日、水曜日、木曜日、土曜日とヴィラ カホンとグアルーリョスに走る。

 ところが、卸しをお願いし始めたのが3週間前であるが、その時と比べて、納品の数が少なくなってきている。

 売れずに返品という時もある。

 フェスタ、バザールでの売れ方とは違いがあることが判った。

 フェスタ、バザールは、少ない種類の食べ物の中から、買ってもらっている。

フェスタ、バザールだから、お土産に買って帰ろう・・・・・そして、餅は、まだ、柔らかい。

 ところが、小売りの食品店では、何千という食品のアイテム。

 バザールのようにいつも、餅を買って帰る事など期待した方が間違っていたようだ。

 また、日が経てば、硬くなってしまっている。

 足踏み状態に突入した。

 漬物、佃煮など、まだ、玉は残っているので、順次、販売をお願いしようとは思っているが、それにしては、思惑外れもいいところである。

 メジャーは、厳しい〰〰〰!!!!

 順調に行く予定が、思わぬ方向に行ってしまっている。

 食品工場の整備を始めようと思っていたが、このような状況では、整備をしても、失敗に終わる。

 仕事の順調な拡張の中で、それに合わせ、設備投資をして行かなくては・・・・・失敗に終わると思っている。

 爺さん、ストップモーション!

 じっくりとやらねばならない。

 でも、爺さん、71歳。

 その内、息をすることを忘れてしまっているかもしれない。

 悩ましや・・・・・・悩ましや・・・・・

 早くしたい・・・・・早くしたい・・・・

 どうすべーか・・・・どうすべーか・・・

 悩ましや・・・・・・悩ましや・・・・・

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