風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第434段
故郷
浜っ子が
小学校の高学年
夏休み
毎日が海
小さな自転車
3キロの道
宝殿さん(宝殿社・・・・田戸社)
蝉しぐれ
石段を下りる
砂浜で
夕暮れまで
海と遊ぶ
へとへとに
砂浜は、今はない
埋め立てられて
今、ブラジル移住
サン パウロ
蝉しぐれはきけない
”故郷は、遠くにありて・・・・・・・”
浜っ子が中学生になりました
海員養成所の先生の息子さん
私と同級生
夏休み
衣浦大橋を橋げた伝いに対岸まで泳ぐ
結構、潮は速い
橋げたで休みながら
帰りは、海パンのまま
大橋を歩いて帰る
国立の海員養成所はもうない
いま、ブラジルで
こんなに遠くに来たもんだ
アカネ色
西の空
そのまた向こう
遥かな故郷
いつまた、帰るや
(写真は、ネットから拝借)
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