風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第426段
ポンペイア
ポンペイア市は、サン パウロ市の北西にあり、サン パウロから500キロ離れている。
伯、テテと私で、ポンペイアに行き、今後の仕事の大きな方針を作る予定。
出発前夜、「私も行きたい・・・・・」とテテの恋人のしんちゃん。
一緒に行くことにした。
マチダ家から500メートルくらい離れた高速道路の入り口で高速道路に乗ると、ポンペイアまで、ずっと高速道路で行ける。
テテと私で、運転を交代しながら・・・・
サン パウロの街を抜けて、田舎に出ると、山がなく、はるか彼方まで見ることが出来る。
どこまでも続くサトウキビ畑、コーヒー園、そして、広い牧草地では、牛たちが、ゆったりと放牧されていた。
道は、まっすぐな箇所が多く、今から走る道が遠くまで見えていた。
車線幅が広く、そして、まっすぐ。
運転しやすい。
私は、この道中で一番長い200キロ以上あるカステロ ブランコ高速道路を運転した。
帰りも同じように・・・・
大型トラックが多く、坂道などでは、速度が上がらずに、ブーブー言いながらゆっくり登っていく。
制限速度は、120キロ。
爺さん、100キロから110キロくらいで運転した。
グーグルマップでは、5時間半くらいの道のりとあったが、行きも帰りも8時間もかかってしまった。
これは、サン パウロ市内の交通渋滞や、途中での車線規制で、遅い大型トラックが前にいたり、カステロ ブランコでは、最高速度120キロとあり、渋滞、規制とかがなく、それぞれの高速道路を最高速度で走った場合、5時間半で着きますよ・・・・・ということの様であった。
私が、3時間くらいの運転で、後は、テテに任せた。
ポンペイアに到着。
1泊するために、テテがホテルの予約をしておいてくれていた。
ホテルは、6件紹介を受けたようだが、そのうちの一番安いホテルにしてくれた。
急遽、しんちゃんが参加したが、ホテル側で対応してくれた。
シャワー、トイレと洗面がある部屋と、2つのベッドと小さな机が1つあるだけの部屋。
1つのベッドに2枚づつの毛布。
2対のバスタオルと普通の大きさのタオルと新しい石鹸。
テレビが壁にかけてある。
他には、何もありません。
寒くても暖房は、ありません。
シャワー室の電気のスイッチは、スイッチを3回くらい付けたり切ったりしないと電気が付かないようなグラグラのスイッチ。
1人一泊55ヘアウ(約2000円)だから、仕方がない。
夕食を4人で囲んだ。
鍋焼きとあったので、それを注文すると、アルミの鍋で、鍋焼きうどんが出てきた。
日系の方が経営して見えて、うどんは手作りと胸を張っていらした。
本当に美味しいうどんで、胸を張ってみえたのは、自信たっぷりの証拠・・・・。
他に、焼肉などを注文した。
キュウリの浅漬けも美味しかった。
でも、寒い部屋の中でのピンガは、体が暖かくなり、最高、最高!
明日の朝は、先方さんが、7時に迎えに来てもらえるとの事。
10時頃、眠りについた。
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