風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第400段

助っ人(その2)


 伯と2人でやってきた我が陣営に、伯の弟のテテが参加してくれるようになったとは、最高の助っ人と思っている。

 

 私と伯は、22歳も歳が離れている。

 私が大宇宙に戻ってからも伯は生きて行かなくてはならない。

 「新しい婿さんを貰えよ」といっているが、首を縦に振らない。

 身内であるテテが伯と一緒に食品作りをやってくれるなら、私としては、一番安心である。

 

 テテを1従業員とは見ていない。

 ブラジルで私が出来ない仕事をどんどんやってもらいたい。

 経営者としての考えのもとで仕事をしてもらおうと思っている。

 私の考えでなく、テテの考えで行動し、仮に失敗したとしても、他の良い方法を見つけ、トライしていってもらいたい。

 どんな仕事でも人によって考え方、やり方は千差万別。

 自分の考えで、出来れば、差別化戦略を念頭に入れた独特の経営方法を見出して、切り開いて行って欲しいと思っている。

 そして、伯と仲良く、食品会社を切り盛り出来る人間になって欲しい。

 

 初っ端の仕事として、“とうふ”の商品化と販売をやりたいとのことで、動いている。

 昨日、とうふの容器を決め、加工機を購入した。

 とうふの容器に貼るラベルも決定した。

 他に、ALHO NEGROの一段のレベルアップした商品化に向け、動き始めている。

 失敗しない人間なんて、しょせん、何もしない人間なんです。

 失敗はつきもの・・・・それから立ち直り、大きく成長しようではないか・・・・・

 テテ・・・・大きな人間になって・・・・・伯をたのむぞ!!!

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