風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第367段
ブラジリア(その5)
ブラジリアは、ブラジルの首都である。
まだ、歴史の浅い街である。
私は、この街の事は、ここ、ブラジリアに来て、初めて教えてもらったことで、余り深くは知らない。
この町に着きまず思ったのは、とにかく整然としていて、美しい。
サン パウロを悪く言うのではないが、余りに違い過ぎる。
ブラジルは、街が汚いと思っていたことが、誤りであったということがわかる。
街の形は、巨大な飛行機になるように設計されている。
機首の部分に国の舵をとる国会議事堂が置かれ、胴体部分は、官庁街となっている。
両翼部分が、住居エリアとなり、左右に広がっている。
街のいたるところに、公園にしてはどうかと思うほどの緑地帯が設置されている。
緑地帯を公園にしたら、町中が公園になってしまいそうだ。
広場の向こうに見えるのは、大統領の住む館
館の周囲は、立ち入り禁止になっていて、軍隊が、ライフルを持ち、警護に当たっている。
悪者が、前面の水路を越して中に入ったら、射殺!!
だったら、網の塀を作り、入れないようにした方が・・・・。
美観を損ねるために塀が置かれていないのかも・・・。
悪い奴が入らぬように・・・????・・・・もうすでに、大悪人が入っているのかなあ・・・!!
TV塔。
高さ70メートルのところに、展望台が設置されている。
展望台からの風景。
はるか向こうに見えるのが、飛行機を模った機首の部分で、国会議事堂(2つの白い塔)です。
街の道路など、シンメトリーに設計されている。
展望台からの景色。
前景の緑の屋根は、市場。
右後方に見える丸くて白い建物は、ワールドカップの決勝戦が行われたサッカー競技場。
ブラジリアは、セハードといって、起伏が少ない大地の上にある。
360度地平線が遠くに見える。
白い角が空に向かってい伸びている建物、近代的な教会の”カテドラル メトロポリターナ”
教会の内部。
女神が空を舞い、人々に、幸福をまいている。
”大統領も、私を見習いなさい!”とでもいっているような・・・。
とてつもなく広大で、美しい街、ブラジリア
街が出来、リオデジャネイロから遷都して、まだ60年
私より若い
そして、街が出来て、40年弱で、都市が世界遺産に登録されている
街中に多少の落書きがあったが、ブラジルのあちらこちらの街が、ブラジルアのようになることを願って・・・・
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