風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第314段
水曜日(その12)
グアルーリョスのセントロは、丘陵地の天辺にある。
セントロから、東側の急坂を下ると、チョコランジアがる。
名前の通り、チョコレートの専門店である。
チョコレートの材料や、ケーキ類の材料、道具や、梱包材も販売している。
今日は、145ccの透明のプラスチック容器を買いに急坂を下りてきた。
2ダース入りを4個買うと、リュックサックが満員になった。
買い物を終え、外に出ようとしたら、雨が降り出していた。
近頃は、何処に行くにも、傘と長袖のシャツをリュックサックに入れて出かけている。
長袖を着、傘を差し、歩き始めた。
雨の中、急坂を上ると、サンダル、素足、ズボンの裾が濡れ始めたが、冷たくて気持ちが良かった。
坂道を流れ落ちていく雨・・・・・。
暑くも寒くもなく、足元が雨に濡れるのを楽しんだ。
雨のセントロ
側溝がなく雨水は、坂道に流れていく。
今日は、一般道(高速道路でない)の車道と歩道を載せてみます。
一般道の車道は、アナボコが多く、車が走行するのには、アナボコを避けながら走らないとガッタンゴットンと強い衝撃を受けてしまう。
それと、ところどころ(道路がまっすぐの所)に「ロンバダ」という仕掛けが道路に横たわって設置してある。
次の写真の通りです(車の車輪の部分に注目!)。
スピードを出さないように凸の部分が横たわっている。
速度を落とさないで走ったら・・・・・・どうなっちゃうの?
ここにロンバダが設置してありますよ・・・・・・の道路標識。
次は、歩道です。
坂道の歩道は、段差があり、歩きずらい。
これは、ブラジルの歩道は、道路に面した土地の所有者の土地で、国や市の土地ではありません。
車道より、一定の距離だけ控えて、家屋が建てられている。
その控えたところが歩道で、歩道の管理は土地の所有者です。
だから、自分の家の前だけを勝手に整備するものだから、坂道部分などは、段々坂になってしまっている。
でも、平坦なところは、それなりに平坦です。
歩道沿いの壁には、落書防止と思われる絵画が描かれている。
車が通れる道路には、必ず歩道が設けられている。
街路樹の手入れや、敷板の管理は、土地の所有者であり、通行人は、通りにくいとか、危険であるとかを市役所に連絡し、市役所が土地所有者に「・・・・・・・・・・・・です。」と忠告し、土地所有者の費用で修理をするのです。
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