風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第284段

水曜日(その5)

春の風に包まれ、グラルーリョスの街を歩く。

 そして、バザール出店のための買い物をする。

 ポルトガル語ができない爺さんにレジの店員が何やら話しかける。

 判らない。

 日本語で「ポルトガル語は話せません。」というと、わかってもらえる。

 バーコードをバーコードリーダーで読み、それが終わると、いくらになったか、画面を見せてくれる。

 そして、現金を払い、「オブリガード。」で買い物をすることが出来る。

 優しく、品物をレジ袋に入れてくれる店員さんもいる。

 もう、1人で買い物も出来るようになった。

この段では、ブラジルの通貨について、書いてみようと思います。

 写真は、靴、ゾウリなど履物を扱っている店の店先です。

 29,99とか、39,99とか値段が表示されています。

 ○○,99は結構多い値段表示です。

 

 ブRジルでは、R$(ヘアウ)と補助通貨のセントがあります。

 29ヘアウ99セントとか表示されているのです。

 日本でも、私が小学生の頃は、50銭という0.5円の通貨がありました。

 銭、すなわち補助通貨です。

 1ヘアウ=100セントです。

 さて、ブラジルの通貨の種類は、100ヘアウ、50ヘアウ、20ヘアウ、10ヘアウ、5ヘアウ、2ヘアウ、1ヘアウ、そして、補助通貨の50セント、25セント、10セント、5セントです。

 上の草履で、29ヘアウ99セントを支払うには、どのようにしたらよいでしょうか?

 なんだか、クイズみたいになってしまいましたが・・・・。

 5足とか、10足まとめて買うなら、支払い可能ですか・・・・。

 できないんです!!!!!

 でも、ブラジルでの買い物は、できるのです。

 不思議です・・・・不思議です・・・・。

 私も、ゾウリではないですが、買い物をして、支払額が紙幣に合わないときをたくさん経験しています。

 回答・・・・・・・・・店に一任しているようです。

 例えば、買い物金額の合計が、10ヘアウ98セントになったとします。

 私は、11ヘアウを支払います。

 すると、お釣りのない店と、お釣りが5セント戻ってくる店があります。

 ブラジルの人は、細かいことは言わない、大まか、おおらかなのでしょう。

0コメント

  • 1000 / 1000